気球で行く成層圏宇宙旅行  その1

子供の頃に誰もが一度は夢見たに違いない「宇宙旅行」が夢から現実へ。
気球の原理を利用した安全なカプセルで、優雅且つ、スリリングな体験を!

成層圏宇宙旅行について

気球に乗ってゆっくりと上昇しながら、静寂の中、日の出を見ることを想像してみてください。
漆黒の宇宙空間に浮かぶ丸い地球の姿を見つめているでしょう。
ワールドビュー社の「ボイジャー」号によってそのような体験が実現可能です。

快適でスタイリッシュな宇宙船に搭乗し、これまで体験したことがない旅が始まります。
宇宙飛行は半世紀以上もの間、宇宙飛行士だけのものでした。
しかし、もはや特別な訓練をする必要もなく、他では絶対経験できないスリルを体験できるのです。

さぁ、いよいよあなたの番です。ワールドビューの「ボイジャー」号に搭乗すると、背後にある地球の表面から飛び立っていくということがどのようなものかを理解することができるでしょう。
穏やかに、そして快適に、上昇するにつれて、木々や建物、山でさえも、どんどんん小さくなっていきます。
世界は壮大な美しい自然のコラージュであることを、あなたは宇宙から感じることでしょう。

大気圏内で高度40kmまで浮上し、天国との境界線、宇宙との境目を安全かつ確実に航行します。
あなたの前には、深く広がる宇宙に浮いた私たちの故郷である惑星の息をのむような景色が広がっているでしょう。
そしてあなたの世界観さえも、完全に切り替わることでしょう。

宇宙船VOYAGER号について

ボイジャーの推進システムはヘリウムガスによるバルーンを使用しています。完全に膨らむと、サッカー場くらいの大きさ、おおよそ4000万立方メートルのサイズになります。
高高度バルーンに使用されている高性能ポリエチレンフィルムは、長年、科学研究用の実験装置を打ち上げるために使用されてきました。
高高度バルーンの下にはパラウィングと呼ばれるパラフォイルがあり、いつでもカプセルが地球に帰還できるように、飛行中は常に開いた状態になっています。開いた状態のパラフォイルは非常に信頼性が高く、軍でも、様々な実験装置やたくさんの人を目的地まで飛行させるのにパラフォイルを使用しています。
パラウィングによって、パイロットがカプセルを飛行経路に沿って飛行させ、着陸予定地点に着陸させることができます。
バックアップのパラシュートがカプセルに装備されています。
フライトによっては、天井に、研究者や学生や旅行者が実験を行うための実験装置が設置される場合があります。
この宇宙船には、旅行者が地球や宇宙を見渡せるよう、4方向に2重の窓が付いています。
この宇宙船には、旅行者や研究者が訓練することなく、普段着で活動できるように、完全に密閉されており、1気圧に加圧されています。
カプセルは地上のクルーによって打ち上げへ前のカプセルのチェックアウトができる発射装置に設置されます。
この宇宙船は、予定された着陸地点への安全で静かに着陸できるよう、着陸脚が開くようになっています。
現在開発中の宇宙船は、2名のパイロットと6人の搭乗員が十分に搭乗できるサイズの加圧されたカプセルとなっています。
この宇宙船の特徴としては、トイレが付いているだけでなく、カウンターバーまでも装備しています。
全方向を見渡せるよう、この宇宙船には4方向に2重の窓が付いています。
その他の贅沢な設備としては、インターネットが装備されており、リアルタイムでソーシャルネットワークに写真や映像を配信することができます。

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