気球で行く成層圏宇宙旅行  その2

成層圏宇宙旅行の流れ


宇宙船の搭乗者が射場に到着すると、目の前の発射台の上に宇宙船のカプセルが設置されています。地上クルーがヘリウムによってハイテクバルーンを膨らませ、打ち上げに向けて徹底的に事前チェックを行っています。豪華なカプセルのデザインは、素晴らしい環境で、安全かつ快適な旅をして頂くために、数十年にわたる経験と信頼性の高い技術によって開発されたものです。


カプセルはゆっくりと離陸した後、地球の大気圏の99%のところ、ほぼ10万フィート(約20マイル)の高度まで1時間半〜2時間程かけて上昇していきます。空気よりも軽いヘリウムが充填されたバルーンは、氷が水に浮かぶように、それはまさに文字通り、私たちの惑星(地球)の大気の上に浮かびます。グラスの水の外に氷が飛び出さないのと同じように、ワールドビュー社の宇宙船は宇宙空間を飛行することはできません。上昇中に、バルーン内のヘリウムが膨張し、密度は減少し、エンベロープが完全に膨張されるまで、カプセルを上昇させます。ヘリウムが完全にバルーン内で膨張した後、上昇を停止し、目標高度に達します。
ひとたびその高度に達すると、お客様はゆったりと時間をかけながら、息をのむようなパノラマを眺め、地上と交信したり、リフレッシュメントバーで飲み物などを楽しみながら、ワールドビューのボイジャー号は成層圏を2時間ほど航行します。長時間この高度に滞在することにより、研究者に対して、画期的な研究を行う機会を提供します。


降下中、パイロットによってバルーンからヘリウムを排気することで、ゆっくりと降下を開始します。 パラウィングがコントロールを引き継ぎ、パイロットはバルーンを切り離します(バルーンは再利用するために、後で地上クルーが回復します)。このフェーズでは、パラウィングによって静かに着陸予定地点に向けてカプセルが滑空していきます。着陸直前に、パイロットが着陸用のスキッドを展開し、パラウィングを引き上げ、カプセルをそっと着陸させます。地上のお客様を宇宙船から降機するのを地上クルーが素早くサポートします。その後お客様は、着陸地点から発射地点まで再び移動します。
離陸から最高地点への到達、そして着陸までの全飛行時間は5〜6時間ほど。離陸地点と着陸地点の間の距離は、高高度での風の速度に応じて、300マイルほど離れることがあります。その風は、季節によって、時速約0 〜150マイルで吹きます。

成層圏宇宙飛行のイメージ



安全性・信頼性について


安全性と信頼性は、ワールドビューの宇宙船「ボイジャー」の飛行システムの設計・開発の中核にあり、ワールドビューの開発チームは有人宇宙飛行の専門家で構成されています。旅行者の皆様が安全で快適な旅を楽しむことができるよう、ワールドビューの技術は信頼性の高さ、独自性、および安全性を配慮した技術やプロセスを基本としております。

安全についての対応


・カプセルが飛行中、地球まで安全に滑空する事を可能にするため、飛行中のパラウィング(パラシュート)は常に開いたままとなります。
・バックアップパラシュートシステムは、民間の航空機に使用されるものと同じです。
・必要に応じて、宇宙船は地上のクルーによって完全に制御することができます。
・窓は2重となっています。
・宇宙船内の空気漏れに対処できるよう生命維持システムが設計されています。
・独自の打ち上げ発射装置により、打ち上げへ前にカプセルの完璧なチェックアウトを実施します。

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