月の土地、どう使う?  (株)ASTRAX CRUISE 岡田靖夫

ASTRAX月面シティ開拓メンバーに聞きました!
「月」だから──やってみたいこと、実現したいこと、事業アイデアいろいろ

1969年にアメリカのアポロ11号が人類史上初めて月面に降りてから50年。
再び地球から月に向けた人類の飛行が実現しようとしています。
世界が月に注目する中、すでに月の土地の権利を購入しているASTRAX月面シティ開拓メンバーに、
月を使ったビジネスのアイデアを聞いてみました。


─ かぐや姫気分で楽しむ月面クルーズ ─
ASTRAX CRUISE(アストラックス クルーズ)代表 
岡田 靖夫(おかだ やすお)さん

Q ASTRAX月面シティ開拓メンバーになった動機を教えてください。

2016年12月のあるクリスマスパーティで、ASTRAXの山崎大地さんとお会いした時、
「月の土地を買いませんか?」と誘われ、即決で購入してしまいました。
山崎さんから伺った、月の土地をツールとして、ASTRAX が仲間を集めて開拓する話が面白かったからです。
山崎さんの人柄に良さに惚れてしまった感じです。

Q 月の土地や住所を使って、どんな事業をしたいと考えていますか?

ASTRAX LUNAR CRUISEとして、弊社ならではの乗り物を企画し、
月面をクルーズしていきたいと考えています。具体的な内容は現在立案中です。
日本の伝統とロボットテクノロジーを掛け合わせ、人力車やかごをイメージした乗り物でクルーズしたら面白いと思っています。
例えば、かぐや姫が月に行く時のように、地球から月に向かう宇宙船を牛車に見立てて、
着物や甲冑の宇宙服を着るといった、ハイテクの時代に日本の昔話を取り込んだ企画などです。

Q 現時点で、月の土地をビジネスに実際にどのように活用していらっしゃいますか?

弊社の名刺には、月の住所が入っています。
初めての方とお会いする時に、「月の住所って何ですか?」と質問され、珍しがられるため、軽い会話のフックとして役立っています。

Q 月面シティ開拓者になって、よかった点、事業上のメリットを教えてください。

事業メリットとしては、講演会や様々な交流会で、参加者の皆さんから注目されやすく、
人脈を広げるきっかけになっています。またASTRAXの月面シティメンバーになったことで、月で事業をしようという開拓仲間を増やせたことです。

Q 今後の予定や、計画を教えてください。

最近では、某大手アパレル通販会社の社長が月周回旅行の計画を発表したため、世間で話題となり、月旅行への注目度が高くなりました。
ASTRAX CRUISEとしても、月旅行用のクルーズをプロデュースしていきたいと考えています。